こんばんは!
最近、日中の暖かさは安定した気がしますが、夜はまだまだ冷えますよね。
冷え性の方にとっては、良い季節に向かっていますが、オフィスで働く方などにとってはクーラー冷えの辛さが訪れますよね。
クーラーで冷えるあの感覚と言ったらもう…、という方も少なくないと思います。
これまで冷え性の記事を何度か書きましたが、今日は冷え性を改善するための食べ物や食べ方などについて知っていただければと考え書いてみました。
目次
冷え性がもたらす病気とは?
まず冷え性からくる症状についてですが、あてはまる方がいれば注意が必要です。
- ゆう鬱・イライラ・落ち込む
- 不眠である
- すぐのぼせる
- 肩こり
- 蕁麻疹ができる
- 腰痛・腰の冷え・更年期症状
- 下腹部のひきつれなど
- 便秘・下痢
- オリモノ
- 月経不順・無月経・不妊
- 足のっしびれやだるさ
- たちくらみ・めまい・耳障り
- 慢性疲労
- 鼻炎・くしゃみなどのアレルギー症状
- 背部痛
- 食欲不振・吐き気・げっぷ
- 腹痛・おなら
- 頻尿・残尿感など
- 膀胱炎
こんな症状が冷えによってもたらされるのです。。冷え性って恐ろしいですよね?これらを食べ物によって改善出来ればそれに越したことはありません。
食べ物で冷え性は改善できるの?
まず、病気の時に言われがちなのが、「たくさん食べてたくさん寝る」ですが、これは実は正しくありません。
正しくは「少なく食べて早く寝る」なのです。
これはラットによる実験で実証されています。美容にとっても食べすぎという行為はよくないのです。
この実験はラットに食べ物を満腹に食べさせた場合と、そうでない場合で実験したものですが、食べ物を満腹になるまで食べたラットは、惰眠をむさぼり太って毛が荒くなり、薄汚れてツヤがなく、目の周りにシミが浮き出たそうです。
反対に小食のラットは身がしまり、毛がつややかで美しく、活発に飛び回り、目も輝いていたそうです。周囲を見てみると同じことが人間にとっても言えるのではないでしょうか?
まず、冷え性を改善したいのでしたら小バランスのいい食べ物を小食で摂るべきなのです。
冷え性改善を拒む食べ物とは?
話は変わりますが、がん細胞は脂肪、糖分、タンパク質を餌に勢力を増すことをご存知でしょうか?私たちが生きていくためには酸素が必要です。ところが、その酸素を取り込む過程において、一部が活性酸素に変化します。
この活性酸素がのターゲットになりやすいのが脂肪であり、なかでも植物油やさかなに多く含まれる「不飽和脂肪酸」が問題です。そのため、脂っこい食べ物は避けるべきなのです。
これが冷え性を改善するためにも大事になります。
冷え性を改善するために効果的な野菜の食べ方は?
夏の食べ物トマトは、体を冷やします。逆に冬の食べ物であるレンコンは体を温めると言われます。自然とはそういう風にできているものなのですね。料理で有名な土井善晴さんも「旬の食べ物を食べなさい」と言っていますが、まさにその通りなのです。
果物や生野菜がからだにいいと感じている人は多いですが、これも一概には言えません。
暑い季節、暑い地域には陰性の植物(きゅうり・レタス・ナス・小麦)ができ、寒い季節、寒い地域には陽性の植物(人参、ハス、山芋、そば)ができます。
この陰性の食べ物=冷え性が大好きということになります。なので、冷え性の方は、この陰性の食べ物を避けるだけでも冷え性を改善する効果があるのです。
夏に気を付けたいのは、スイカ、きゅうり、トマト、うりの類は、食べると体内の温かい水分がよく排泄されることになります。つまり、体が涼しくなるということですので、冷え性を改善するためには避けるべき食べ物と言えます。
どうしても食べたければ、ショウガ、ニンニク、とうがらし、ゴマなどの陽性の食べ物を加えれば、陽性に近づくのでそうしたほうがいいと思います。また、冷え性のひどい方は温野菜にすることをおすすめします。
冷え性を改善したいなら果物などの食べ物はダメ
果物は野菜以上に注意が必要です。果物は冷えるだけでなく、ナトリウムやマグネシウムが多いので過食をするとカルシウムが奪われます。にもかかわらず、冷え性で胃下垂気味の人に限って果物が好きな傾向にあります。これでは冷え性を改善するどころか、骨粗しょう症などを招いてしまうことにもなりかねません。
果物の食べすぎは体を冷やすばかりではないということをインプットしておきましょう。
冷え性改善に甘い食べ物はダメ?
結論からいうと、甘いものは体を冷やす食べ物です。冷え性の改善をしたいのであれば、極力
甘いものに必ずと言っていいほど入っている砂糖ですが、これは暑い地域でとれるサトウキビが原材料のため、陰性の食べ物と言えます。
とくに「疲れると甘いものが欲しくなる」、「雨の日は体がだるい」、「食事の後にだるくなる」、「舌の中央に白いコケがついている」、「軟便になりやすい」、「ネガティブでくよくよしやすい」などに当てはまる方は、砂糖、果物、冷たい水の摂りすぎが疑われますのでご注意を。
このように冷え性は、うつ症状まで運んでくる可能性があります。
冷え性を改善するには食べ物だけでは不十分
現代は、農作物の収穫は安定的にはなっているものの、栄養価は昔に比べさがっているようです。
理由としては、①畑の土壌が変化し、土地がやせてしまった、②栽培技術の発達で、旬以外の野菜が増えた、③流通や保存方法が発達して、食べるまでに時間がかかる。などという背景があるようです。
そのため、温活には下記の関連記事のようなサプリメントと食べ物を摂ることが、冷え性を改善できる活動と言えます。
冷え性を改善する食べ物まとめ
- 小食で適切な睡眠を
- 夏でもなるべく温野菜
- 野菜は陽性のものを中心に
- 果物、甘いものの過剰摂取は避ける
- 冷たい飲み物はなるべく避ける
- 脂っこいものは避ける
特に女性は夏場に冷え性になりやすいです。冷え性は大病への一里塚。子宮がんや骨粗鬆症、心筋梗塞、リウマチ、バセドー病などの病気も冷えから始まることが多いようです。食べ物とサプリメントによる温活で冷え性を改善しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。