アート・絵画

モネの足跡 原田マハ著 読んでみた

フランス印象派の中心的存在、モネの少しミステリアスな生涯を様々な角度から描いている。

著者のアートやモネに対する愛情が詰まっており、わくわく感などが伝わってくる文章になっている。時折、図版なども交えながら解説してくれているため、読みやすい。

章立ては以下の通り

  1. モネが生きた新しい時代
  2. 印象派絵画の新しさ
  3. モネのあしあとを追って
  4. 小説『ジヴェルニーの食卓』について
  5. マハによるモネのあしあと案内

モネのことだけでなく「印象派」が台頭するに至った、時代背景などが分かりやすく解説されてる。「印象派」はもともと「印象のままに書いた落書き」と酷評されていたようだが、その時代の作家たちの活躍により、根付くまでのストーリーを歴史的背景とともに紐解いていく。当時は浮世絵のブームもあり、印象派の面々も少なからず影響を受けたようだ。ご存知、ゴッホの作品にも、江戸時代末期の浮世絵師、歌川広重をゴッホなりに描いた作品などが多数ある。

私は、モネの人物像に勝手なイメージをつけていましたが、掲載の写真を見て驚きました。笑 モネの作品が好き!という方だけでなく、印象派や絵画自体に興味がある方にも十分楽しめる内容になっています。機会があれば、ぜひご一読を。

 

参考:モネのあしあと 私の印象派鑑賞術 (幻冬舎新書)